ダイナモライト導入ブログ①
事の発端はというと先日のバイクロアでSON(ソン)のハブダイナモを超格安でゲットしたこと。ダイナモ系のカスタムはレース活動をしていた時からもずーーーーっと興味は持っていたのですが、いつやるか?という話で、ずっと後回しになっていたカスタムのひとつです。それがついに動き出しました。
まず、ハブダイナモとは?という人に紹介しておくと、ホイールのハブ部分で電力を発電してくれるシステムです。
学生だった頃の記憶に加え、他のお店でバイトしていた時に見てきた景色をお伝えすると、お育ちの良い家庭の子の自転車についてる自動でライトが点いてくれるやつです。もちろん僕の自転車はタイヤに擦って発電するタイプでした。当時、スピードをどれだけ出したら豆電球が切れるだろうか?なんてアホなこともしてましたが、傍ら、ダイナモライトってスマートで良いなと思っていました。
話を現代に戻すと、スポーツバイクでダイナモハブを使っている人ってかなり少なくて、ママチャリで使われていることがほとんどです。
でも、世界を横断するようなツーリストやジャパニーズオデッセイを走るようなロングライダー等々のバイクを見ていると、結構使っていることが多いです。何日も走る中で電池交換や充電ができないシチュエーションはたくさんあるわけで、走って発電できるハブダイナモを選択することは旅の安心をひとつ高めてくれるものだと思います。
そんな彼らが高確率で使っているものがドイツはSONのハブダイナモだったりします。(それとtubusのラック)
SONのハブダイナモは誰もが1度は憧れるものだと思います。仕上げも綺麗だし、重量や回転抵抗も少ないので、「走り」を損いたくない僕らにとってはSONが答えなのだと思います。それでもやっぱり5、6万するハブは安くない。ライトを付けたいだけなのにトータルで10万近くかけられるのは、それこそ本気のツアラーぐらいかと。
じゃあ他に選択肢はないのだろうか?日本で手にいるとしたらシマノとSP(シャッタープレシジョン)を選ぶことができます。
SONとSPはスポーツバイク寄りのラインナップ、我らが堺のシマノさんはどちらかというとシティ寄りのラインナップです。と言っても写真のように、12mmスルーアクスル/センターロックのハブもあったりして、しっかり最近のバイクにも使えるラインナップをしているのは流石です。売れるかはわからないですが、スポーツ用にスリムで抵抗の少ないモデルがあっても面白いかなと思ったりはします。24hとか28hとかの穴数も。
ダイナモの導入には専用のホイールとライトが必須なので、敷居は高いのですが、やっぱり嬉しさはありますね。
・「電池切れた!」の心配が皆無
・高い光量が安定している
・充電不要、電池交換不要で手間いらず
・自家発電なので多分エコ
・アダプターがあればケータイやサイコンの充電もできる
万が一災害で大規模停電があったとしても、自転車を走らせればケータイやモバイルバッテリーの充電ができるのは強い・・。(その時にケータイが繋がるかは不明である)
僕は自転車をスポーツとして楽しんでいますが、ガジェットとしても楽しんでいるし、日常的な足としても役立っています。ほぼ毎日自転車通勤なので、ライトも毎日使っています。
その充電の手間から解放されること、そしていかにスマートに取り付けができるか。ワクワクするカスタムのはじまりです。
その②へ続く。
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