【WOLFTOOTH】MORSE CAGE Limited PURPLE
WOLFTOOTH "MORSE CAGE Ti Limited Edition (PURPLE)"
1個/13,530円(税込)
ウルフトゥースとキングケージによる奇跡のコラボレーションによって生まれたモースケージです。このブログを読んでいただいている方ならこの形状はよく見たことがあると思いますが、キングケージのそれですよね。
キングケージ、ウルフトゥース、いずれもステンレス製のものが定番で人気ですが、今回ご紹介するのはチタン製のものとなっています。
キングケージにもチタン製のものがありますね。元々キングケージのロンさんは、お客さんから「チタン製のボトルケージが欲しい」とリクエストをいただいたことをきっかけに今の事業をスタートしたそうです。それは今も尚、変わらず少しずつのアップデートを加えながら継続して作られています。
通常のチタンケージの話ですが、本国の説明には"Doesn't mark up your bottles(ボトルを傷つけません)"と書かれています。ボトルって使っていると気がつけば傷だらけになって汚れていますよね。キングケージのチタンはボトルが汚れないと実際に耳にする話なので、騙されたと思って使ってみてください。僕自身も欲しいと思いながらまだ買っていないのですが、"そのうち買うぞリスト"には入り続けているアイテムです。
※今回のセラコートモデルは情報が少ないので、傷が入るかどうかは未知数です。すみません。
モデル名をカタカナで書くときに"モース"と書いていますが、日本人には"モールス"と言った方が伝わりやすいかもしれません。モールス信号、ですね。
KINGCAGEモデルと異なるのはマウント部分で、モールス信号のようなパターンのマウント部分は最大約32mmの移動幅があります。
↑上寄りに付けた場合
↑下寄りに付けた場合
昔はフレームサイズが小さい人がボトルの出し入れがしやすいということで下寄りに付けれることを重宝されていたのですが、最近だとフレームバッグを使う方も増えて、バッグとの干渉を避けるという目的でボトルケージの位置を下げるパターンも増えています。
フレームのシートチューブ側のボトルケージマウントの位置もまちまちなので、微妙〜〜に具合が悪いなという時にこういったオフセットできるボトルケージは隠れた救世主のような存在ですね。
この限定パープルはCerakote(セラコート)という処理でカラーリングされています。塗装の一種で、名前に含まれている通りセラミックが配合されたコーティング剤とのこと。メーカーの説明によると下記の通り。
"セラコート™はセラミックを主成分としたコーティング剤で、金属全般、プラスチック、ポリマー樹脂、複合体、水転写、PVD、木工、その他の素材に施工ができます。
7H~9Hの硬度を誇る一方、柔軟性の皮膜に耐摩耗、耐衝撃、耐塩害、耐腐食、耐高熱、耐容剤、耐薬品、耐候性などの性能に加え、放熱、断熱、潤滑、ピストンヘッド専用と広範囲に対応した製品です。"
本国のCerakoteのインスタグラムを見ていると、ミリタリー系のグッズが多かったのですが自転車だったりカメラ、パソコン関係など幅広くコーティングのカスタマイズが紹介されています。個人的にはプレステのコントローラーなどをコーティングしているのがとても良いなと思って眺めています。
実を言うと、当初、僕のエクタープロトンもセラコートでやりたい!と思っていたのですが、国内でセラコートに対応した業者を見つけることができず断念しました・・・。
もしどこかご存知あれば教えていただけると嬉しいです。
セラコート繋がりで紹介させていただくと、早くから導入しているのはロルフプリマのホイールですね。リムのコーティングやハブのコーティングに対応しています。
パーツのセラコートに対応してくれる業者さんが出てくれば、また新しいカスタムムーブメントが起こるのではないか?と思ったりするところです。
スクラッチ(耐摩耗)に強いということなので、ボトルケージにセラコートは相性としては良いのだろうなと思います。チタンで軽量なところに加え、カラーで遊べるというのはなかなか贅沢なカスタムではないでしょうか。
セラコートはセラミック特有の陶器のような質感が良い雰囲気を醸し出しています。収まることを知らない自分の物欲をなんとかして欲しい今日この頃です。