【βTitanium】低頭テーパーボルト
ムーブメントではお馴染みの兵庫・尼崎で生み出されるチタンボルトブランド「ベータチタニウム」。
鉄って誰でも知っているように茶色に錆てしまい、それはどんどん広がります。アルミは錆びないと思っている方もおりますが、実際には鉄よりも少し錆びにくいだけであり、いざ酸化被膜を突破されると一気に痛みます。表面に白いものがあったり、ガサガサしてきていたら錆です。アルミパーツが割れた/折れたパターンは錆が侵食していたパターンが多いように思います。
金属が多く使用されている自転車にとって、塩分(汗)や酸(雨)は大敵なのです。
3,300円(税込)
僕がチタンが好きな理由はやっぱり"究極的に錆びにくい"からですかね。錆びない金属と言われるだけあり、まず錆びません。その錆びにくさはステンレスを上回っているそうです。
チタンはアルミより強く、ステンレスよりも軽い、そんな位置付けで思ってもらえたらいいかと思います。
鉄、アルミ、チタンなどで区別するには少々早合点で、鉄だけでも沢山の種類が存在していて、それはアルミ、チタンも同様です。
それぞれ合金というものになっていて素材を混ぜ合わせることで特性を変えています。
日本特殊螺旋工業(ベータチタニウム)のチタンボルトは通称6-4チタン(Ti-6Al-4V)と呼ばれているものです。さらに、JIS規格である「TAB6400」、アメリカ工業規格である「ASTM B348 Gr5」などの規格に準じ、信頼性や耐久性において世界でも認められたものです。
簡単に言うとチタン合金の中でも特級品のグレードのものを使用しているようなイメージです。
粗悪なチタンであればハンドル周りだけでなく、自転車のどこに使っても不安がつきまとうのですが、日本特殊螺旋工業さんのボルトであれば安心して使うことができています。
今回ムーブメントで特注した低頭テーパーボルトは、ボトルケージなどにフィットするようなサイズで制作しました。
自転車を趣味にした人がまず自分でトライするのがボトルケージの取り付けや交換ではないでしょうか?簡単な作業なので誰でも経験があるかと思います。
ボトルケージによく使用されている3mm六角タイプは頭が舐めやすかったり、携帯する工具が増えたりといったことがあるため、よく使う4mm六角で取り付けができるようになっています。
ボトルケージの部分は、汗、雨に加えてスポーツドリンクなどの塩分も影響を受ける部分です。
チタンボルトの魅力を試してみるのには導入しやすい部分です。