ALL-CITY 今後の展開について
こんにちは、高橋です。
8月、突然のお知らせで自転車好きの人たちの中で大きなニュースとなった"オールシティのブランド終了"のお知らせ。既にオールシティユーザーの人たちのサポートなどについてもどうなるの?と疑問に思っている方々もいらっしゃると思うので、こちらでもお知らせしておきたいと思います。
2024年モデルは発売される
予定していたよりもラインナップは少なくなるようですが、新しいモデルは予定通り発売されるそうです。こちらは是非楽しみにしていただければと思います。
オールシティは2025年まで小売店へと在庫の販売を継続し、2026年頃には小売店の在庫が完売すると見込んでいるとのこと。オールシティの人気具合を考えると、もしかしたらその予想よりは早く完売してしまうかもしれません。
保証は2030年までを見込む
オールシティはアメリカのQBPという、SURLYやSALSAも抱え込んでいる大きな会社のブランドのひとつです。そのQBPが消滅するわけではないので、2030年までは製品の保証には応じてくれそうです。
オールシティに関して、元々補修部品の流通が少ないので、長く使っていこうと考えている方は早めにスペアパーツを手配することをお勧めしておきます。
魅力的な自転車は情熱を持った人たちが生み出す
オールシティのブランドの始まりは、元々QBPの中で出荷関係の業務をしていたらしいジェフが起点となり、フレーム、そしてブランドが生まれました。
アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス市で生まれたオールシティはミネアポリスという街を愛し、冬場は-20℃以上になるこの地域ならではのバイク作りを根本としています。融雪剤による錆を防ぐEDコーティングや、フェンダーを取り付けるためのダボ穴、太いタイヤが履くためのタイヤクリアランスなどすべてに意味があるのです。
目的がはっきりした自転車は独特なカッコよさがあり、それに適した使い方をする人もカッコいいなと目に映ります。
こういったオールシティのようなブランドが減ってしまうことは悲しいのですが、また近い将来、新しい情熱を持った人たちが何かを生み出していくことも期待したいところです。
「All-City Cycles Jeff Frane インタビュー」
オールシティを所有するにあたり、こちらのインタビューもぜひチェックしてみてください。
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