LONG HAUL TRUCKERツーリングフレームには丈夫で手頃な遠出にふさわしいラックこそが奢られるべきだと判断した私たちはフロント及びリア用のNICE RACKを設計しました。 マテリアルには剛性があり、アルミよりも修理しやすいという点からクロモリ鋼を選択(驚かれたでしょうか?)、どんな製品であれ過酷な使用環境下においての修理のしやすさを考慮すべきなのです。極めてまれとはいえラックが壊れた場合、たとえ地球上の人里離れた場所であっても、あなたはTIG, MIGなどの溶接、ロウ付け、ハンダ付けをしてくれる誰かを見つけてともにラックを直すことになるでしょう・・・しかしアルミのラックではそういった貴重な経験は出来ません。 高さ調整の可能なフロントのラックはローライダー、ハイライダー兼用設計です。パニアバッグをローライダーポジションに取り付けた場合には安定した走行が可能となりますが、岩場や轍の出来たトレイルでは悩まされる事になるでしょう。ラック上段のレールはこういった状況下でバッグを付け替える事の出来るスペースな訳です。この車輪上部の構造は同時に積載容量を増すことが出来、他にスペースがとれない場合、軽量な寝袋や小さなテントの装着にうってつけでしょう。 ラック自体はドロップアウトから165mm、ラック中程につけられたブレード状のダボによってフォークに直づけする形で、 LONG HAUL TRUCKERも含めて多くのツーリング向けフォークに採用されている標準的な取り付け位置です。又、TROLL、OGREやDISC TRUCKERのディスクブレーキ仕様のフレームに対応すべく、ブレーキキャリパーに当たらないようロアープレートの形状も変更されております(2.0)
- 耐加重:32 kg
- 幅:160mm(outside to outside)
- 重さ:1.11 kg(with all hardware and bolts)
- 高さ調節可能:26”, 700c and 29” wheels
- チューブ径:10mm
- チューブ素材:100% 4130 クロモリ